平成16年9月28日(火) 静岡新聞
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重い肝臓病に苦しみ、米国での脳死移植に望みを託す袋井市の高校生村木理恵さん(18) の両親や支援者が27日、県庁で会見し、渡米治療の費用に充てるための募金活動に協力を呼び掛けた。父親の健一さん(40)は「国内で提供者を待っていたら間に合わない。娘の命を救ってほしい」と訴えた。 理恵さんは、1歳半ごろに原因不明の肝機能障害が出て、2歳で慢性肝炎、肝硬変の診断を受けた。感染症や全身の疲労、黄だん症状で入退院を繰り返したが、次第に病状が悪化し、中学2年生の夏、母親の峰子さん(47)から提供を受け、生体肝移植を受けた。 経過は良好だったが、高校3年生になった今年の春、再び黄だんがひどくなり、原発性硬化性胆管炎と診断された。余命数ヶ月と宣告され、再移植以外に助かる道がないという。 両親は、国内での脳死移植も考え、日本臓器移植ネットワークの待機者リストに登録した。しかし脳死からの肝臓移植は昨年はゼロ、今年も2件にとどまり、近い将来の移植は見込めないことから、海外での移植を希望している。 米国の手術に必要な費用は約6千万円。支援者団体「理恵さんを救う会」(竹原和義代表)は、年内をめどに達成を目指す。理恵さんや理恵さんの姉の同級生、保護者にも支援の輪が広がり、地元を中心に、街頭での募金活動を予定している。 |