平成16年9月28日(火) 読売新聞

記事全文

  重い肝臓病を患う袋井市の高校三年村木理恵さん(18)がアメリカで肝臓移植を受けられるようにと、袋井商業高校の生徒が七日夜、同市川井の「理恵さんを救う会」事務局(竹原和義代表)を訪れ、6万円余りの募金を手渡した。水泳部の生徒が毎年恒例の三年生を送る会に加えて、理恵さんを元気づけようと同日夕、行ったチャリティーのシンクロナイズドスイミングショーの際に集められたもので、療養中の理恵さんも駆けつけた。難病に苦しむ同世代を救おうと、支援の輪が少しずつ広がっている。
同校は理恵さんの姉、麻衣さん(19)の母校。生徒会長で元水泳部の阿部真也さん(三年)らが「僕たちに何かできないか」と考え、今回のシンクロショーと募金活動を行った。呼びかけに応じて詰めかけた生徒ら約三百人は、一、二年生部員十四人の演技に喝采を送った。

  救う会の事務局には、支援活動をメールで知った中高生が訪れ、募金活動を申し出ることもあるという。十二日には、救う会のスタッフで理恵さんの同級生の高校三年服部彩織さんが、浜松市のコミュニティーFMに出演し、活動内容などについてインタビューを受ける。また、日生学園第二高校(三重県白山町)では募金活動を知った生徒の発案で、十一月二十日の文化祭に、理恵さんをテーマにした演劇と募金活動を行う予定。問い合わせは、同会(0538-43-7311)へ。